低用量ピルについて

女性特有の理由で体調不良が続く方には低用量ピルをおすすめします

低用量ピルとコップ

避妊ピルの服用方法とその効果

一般にピルとよばれているものは、経口避妊薬として分類される医薬品であり、その有効成分は、女性の体内で分泌される卵胞ホルモン、黄体ホルモンの2つのホルモンと同様のはたらきをする化合物を、それぞれ適切な分量だけ組み合わせたものとなっています。
ピルの服用方法としては、生理がはじまった日、あるいはその日以後のもっとも近い休日から、1つのシートに包装された錠剤を取り出して飲み始め、毎日1回、1錠ずつ飲み続けるというのが原則となります。
ただし、ピルにはさまざまな種類があるため、かならずしもこの服用方法どおりにはならない場合があり、例えば、一相性とよばれる種類のピルであれば、基本的には毎日ですが、1つのシートをすべて飲み終わった段階で、7日間ほどピルの服用を休んで、この期間が経過すればまた新しいシートによる服用を開始するという服用方法になっています。
こうしたピルの継続的な服用による効果ですが、まずは体内のホルモンの量が一定の水準に保たれるため、排卵が抑制されるとともに、子宮内膜が厚くなって受精卵が着床することも抑えられることから、ほぼ確実な避妊の効果が発揮されます。
そのほかの副次的な効果としては、ひどい生理痛などの月経困難症、生理前のイライラや体調不良が顕著な月経前症候群などを緩和するといったことが挙げられます。
なお、緊急避妊ピルとよばれる特殊なタイプの製品については、こうしたものとは服用方法がまったく異なっており、他の方法で避妊に失敗してから72時間以内に、定められた錠数を一気に服用して、体内でのホルモン濃度を上げるようにすると、排卵や着床が妨害され、結果として妊娠に至らずにすむといった効果があります。